下山~自然の厳しさ~
西穂高岳のピークに到達したボクと息子。
慌てずに、ゆっくり休憩しながらピラミッドピークで待つ嫁様の所に向かいます(^^)

普段は地上から見上げるだけの雲ですが…
雲と同じ目線に居てる事が嬉しくて、お気に入りのご様子です(^^)
しかし、いつまでも見入っている場合じゃありません。
縦走ではなく、往路の我が家。
今まで苦労して越えてきた道のりを、戻らなくてはいけません( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

しかし、自然のアスレチックと言えば怒られてしまうかも知れませんが^^;
この登って、降りてと攻略して行く感覚がたまりません。
しかも、この景色を見ながらなので、楽しくて仕方ないですよ(^^)
いくつかのピークを戻った所で、嫁さんの待つピラミッドが見えてきました。
250mm望遠レンズで激写です(笑)

寂しそうに待っているように見えますが…
友達に写メ送ったり、休憩している登山者と話し込んだり楽しかったみたいです(笑)
リス?イタチ?みたいなオコジョ??って言う小動物が現れたり…
(オコジョっておっちゃんが教えてくれたらしい)
その、おっちゃんが『白山はイイぞぉ~』とか嫁さんの話し相手になってくれてたみたいです。
どなたか分かりませんが、ありがとうございましたm(__)m
その時、そんな事になっているとは知らず、ただ寂しそうに待っているように思えたボクと息子…
難所は慎重に進みながらも、平地はペースを上げて戻ります。

クサリのアンカーが1本抜けてました。過信して体重を預けるのは危険ですね^^;
あくまでも補助程度に留めておいた方が無難です。

大きなスラブの下り…登りは簡単でも、降りる時は少し難度が上がります。
乾いてるからまだマシですが、雨が降って塗れると足が滑りまくるでしょうね^^;
大きなスラブを降り、振り返ってみると…

雲に隠れた奥穂高に前穂高、吊り尾根に明神岳
あの稜線を縦走したいなぁ(〃▽〃)
しばらく歩くと、嫁さんの待つピラミッドピークの手前、7峰に…
ちょうどボクと息子の姿が見えたので、嫁さんがピラミッドピークから写真を撮ってくれてました。

ボクは写真を撮りながら歩いていたのですが、息子が先にピラミッドピークへ到着。
『あそこまで行って来たで!!』と嫁に報告する息子(^^)

無事に家族3人再会する事ができました(笑)
ピラミッドピークで少し休憩していると、風上から黒い雲が近付いてくる…

天候が崩れてくると厄介なので、休憩も程々に下山開始。
少しハイペースに山を下って行きます。

が・・・
無情にもポツポツと雨が降り出しました…(;´Д`)ウウッ…
最初は小雨程度だったので、携帯レインコートを着ず、ウェアの撥水性でしのいでたのですが…
小雨が意外と長く続き、ボクは長Tシャツビショビショ((´д`)) ブルブル…サムー

嫁さんも息子も少しお疲れモードですが、ゆっくりするワケにはいきません。
いくら夏場と言っても、3000m級の山ではビックリするくらい気温が低くて…
体が濡れるとグングン体温を奪われます(;´Д`)
さっきまで、あんなに天気良かったのに、一瞬でこんな天気に…
山の天気は変わりやすいと言いますが、身をもって経験しました。
とりあえず西穂山荘まで戻れば、雨をしのいで休憩ができる。
温かい食事も食べれる(〃▽〃)
もう少しで山荘に着くから…着いたら有名な『西穂ラーメン』食べさせてあげるから頑張れ~!
と励ましながら歩いていると、今回だけで3度目の雷鳥に遭遇!
しかもこの距離(〃▽〃)❤ 今までで一番近い距離☆

と言っても、望遠レンズに変えてたんですけどね(^^)
景色は行きしなにたくさん撮れてたし、もし帰りに雷鳥に出会えたら…
と遠くからでも切り取れるように準備してたんです。

『クルゥゥ…クルゥゥ…』ってメッチャ可愛い鳴き声で鳴いてたので、マネしてみると…
キョロキョロしながら目が合ってました^^;
特別天然記念物に指定されていて、冬でも高山に生息する唯一の鳥『雷鳥』

こんなに近くで見る事ができてメッチャ嬉しかったです(^^)
雷鳥にサヨナラし、帰路を急ぎます。

危ない岩稜線を終えて、ガレ場の下り。足元を取られないように慎重に歩きます。
登りはポールを短くし、下りは長くして姿勢を補助。
息子も雨でしっかり濡れてきました^^;

このハイマツの丘を越えて、少し大きな石の下りを越えれば西穂山荘。
もう少しだから頑張れ!
で、無事に西穂山荘へ到着しました(〃▽〃)

とりあえず寒いしお腹も空いてるので、西穂ラーメン!
しょうゆ、とんこつがあるのですが、ボクがしょうゆを頼むと嫁さんも息子もしょうゆラーメン(笑)

山登りで疲れて、雨に打たれて体も冷え切って、しかも空腹…
こんな状況で美味しくないワケがない(笑)
でも、こんな状況だったから美味しかったんじゃなく…
普通に美味しくて名物になっているラーメンなんです(^^)
この時点で15時過ぎ…ロープウェイの最終便が17時15分
西穂高口駅から西穂山荘までの標準コースタイムは1時間半なので…
ゆっくりラーメンを食べている余裕もない^^;
もっとゆっくり味わって食べたかったなぁ~

息子にはソフトクリームも買ってあげたかったけど、体温奪われるからNG
お土産に西穂高の山バッヂを買って西穂山荘を出発しました。
西穂山荘を出発した頃には、ほとんど雨も止んでおり…
歩いているうちに晴れ間も見えてきて一安心ε-(´∀`*)ホッ
残りは林間の登山道のみなので、写真も撮らずに一気に下山しました。

そして、登山届けを出した山小屋に、下山届けを入れて無事に下山
姫路から来られていた夫婦の方と、しばらく同じペースで一緒に歩いていたのですが…
下山の記念に写真を撮ってあげると(^^)

三脚もリモコンも持って行ってたのですが、お言葉に甘えて撮って頂きました(^^)
嫁さんの顔がメッチャ嬉しそう(笑)
壮大な景色を楽しみながらも、自然の厳しさも体験し…良い経験になった登山だったと思います。

今回は西穂高岳まででしたが、この真ん中にある『槍ヶ岳』
もう少し経験積んで行ってみたいと思います。

息子も初の山登り、頑張りました(^^)
無事、ロープウェイの最終便にも間に合い、
とりあえず何がしたいって言えば『温泉に入りたい~♪』と言う事で…
新穂高から10kmチョット走った所にある『平湯の森』に行きました。

日本一、露天風呂が多いと言われている奥飛騨温泉郷
その中でも大衆的で人気のある『ひらゆの森』
施設の入口には足湯があり、24時間いつでも利用できます。

息子が『先に足湯入りたい』って言うから入ってみたけど…
熱くてメッチャ気持ちイイ(〃▽〃)
でも下山したばかりで、確実に筋肉痛なるやろな…って状態で入って良かったんかな^^;
普通は冷やさなアカンような…
まぁ気持ち良かったからOKにしときましょう(^^)
で、中に入って入浴券を購入。中学生は大人料金です。
って言っても、大人でも500円(〃艸〃)

熱さ、濁りの違う露天風呂が、男湯に7つ、女湯に9つ、合計16もの露天風呂があります。
それで500円って…メッチャお得感ありますよね~♪
ゆ~っくり温泉に浸かってリフレッシュして帰りました(^^)
今回、お盆休み前半の南乗鞍キャンプから、西穂高岳の登山まで…
我が家の電子日記に長々とお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
ボク自身、多くの方々のレポートなど参考にさせて頂き、
この先、何年後かでも検索にヒットし、参考になる事があればと思いましたので…
できるだけ多くの写真を使って詳細を書きました(^^)
かかった経費も記載しておきますので、目安程度の参考になればと思います。
高速代 豊中~飛騨清見 3200円(早朝夜間割引)往復で6400円
安曇野トンネル 750円
走行距離・使用燃料数・燃費
(豊中~飛騨清見)
300.9km 33.11L ¥5132円(1L=155円) 1L=9.1km
(飛騨清見~南乗鞍~新穂高~高山)
255.9km 32.56L ¥4851円(1L=149円) 1L=6.9km
(高山~豊中)
305.8km 30.07L ¥4330円(1L=144円) 1L=10.2km
(総走行距離)
862.6km 95.74L ¥14313円 1L=9km
アイミックス自然村 南乗鞍オートキャンプ場
プライベートスペースB 34番サイト
2泊3日 5250円(1泊目)+2625円(2泊目以降)
施設利用料 大人535円 小人315円
合計9240円
新穂高ロープウェイ
しらかば平駅~西穂高口 往復2700円×3=8100円

慌てずに、ゆっくり休憩しながらピラミッドピークで待つ嫁様の所に向かいます(^^)

普段は地上から見上げるだけの雲ですが…
雲と同じ目線に居てる事が嬉しくて、お気に入りのご様子です(^^)
しかし、いつまでも見入っている場合じゃありません。
縦走ではなく、往路の我が家。
今まで苦労して越えてきた道のりを、戻らなくてはいけません( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

しかし、自然のアスレチックと言えば怒られてしまうかも知れませんが^^;
この登って、降りてと攻略して行く感覚がたまりません。
しかも、この景色を見ながらなので、楽しくて仕方ないですよ(^^)
いくつかのピークを戻った所で、嫁さんの待つピラミッドが見えてきました。
250mm望遠レンズで激写です(笑)

寂しそうに待っているように見えますが…
友達に写メ送ったり、休憩している登山者と話し込んだり楽しかったみたいです(笑)
リス?イタチ?みたいなオコジョ??って言う小動物が現れたり…
(オコジョっておっちゃんが教えてくれたらしい)
その、おっちゃんが『白山はイイぞぉ~』とか嫁さんの話し相手になってくれてたみたいです。
どなたか分かりませんが、ありがとうございましたm(__)m
その時、そんな事になっているとは知らず、ただ寂しそうに待っているように思えたボクと息子…
難所は慎重に進みながらも、平地はペースを上げて戻ります。

クサリのアンカーが1本抜けてました。過信して体重を預けるのは危険ですね^^;
あくまでも補助程度に留めておいた方が無難です。

大きなスラブの下り…登りは簡単でも、降りる時は少し難度が上がります。
乾いてるからまだマシですが、雨が降って塗れると足が滑りまくるでしょうね^^;
大きなスラブを降り、振り返ってみると…

雲に隠れた奥穂高に前穂高、吊り尾根に明神岳
あの稜線を縦走したいなぁ(〃▽〃)
しばらく歩くと、嫁さんの待つピラミッドピークの手前、7峰に…
ちょうどボクと息子の姿が見えたので、嫁さんがピラミッドピークから写真を撮ってくれてました。

ボクは写真を撮りながら歩いていたのですが、息子が先にピラミッドピークへ到着。
『あそこまで行って来たで!!』と嫁に報告する息子(^^)

無事に家族3人再会する事ができました(笑)
ピラミッドピークで少し休憩していると、風上から黒い雲が近付いてくる…

天候が崩れてくると厄介なので、休憩も程々に下山開始。
少しハイペースに山を下って行きます。

が・・・
無情にもポツポツと雨が降り出しました…(;´Д`)ウウッ…
最初は小雨程度だったので、携帯レインコートを着ず、ウェアの撥水性でしのいでたのですが…
小雨が意外と長く続き、ボクは長Tシャツビショビショ((´д`)) ブルブル…サムー

嫁さんも息子も少しお疲れモードですが、ゆっくりするワケにはいきません。
いくら夏場と言っても、3000m級の山ではビックリするくらい気温が低くて…
体が濡れるとグングン体温を奪われます(;´Д`)
さっきまで、あんなに天気良かったのに、一瞬でこんな天気に…
山の天気は変わりやすいと言いますが、身をもって経験しました。
とりあえず西穂山荘まで戻れば、雨をしのいで休憩ができる。
温かい食事も食べれる(〃▽〃)
もう少しで山荘に着くから…着いたら有名な『西穂ラーメン』食べさせてあげるから頑張れ~!
と励ましながら歩いていると、今回だけで3度目の雷鳥に遭遇!
しかもこの距離(〃▽〃)❤ 今までで一番近い距離☆

と言っても、望遠レンズに変えてたんですけどね(^^)
景色は行きしなにたくさん撮れてたし、もし帰りに雷鳥に出会えたら…
と遠くからでも切り取れるように準備してたんです。

『クルゥゥ…クルゥゥ…』ってメッチャ可愛い鳴き声で鳴いてたので、マネしてみると…
キョロキョロしながら目が合ってました^^;
特別天然記念物に指定されていて、冬でも高山に生息する唯一の鳥『雷鳥』

こんなに近くで見る事ができてメッチャ嬉しかったです(^^)
雷鳥にサヨナラし、帰路を急ぎます。

危ない岩稜線を終えて、ガレ場の下り。足元を取られないように慎重に歩きます。
登りはポールを短くし、下りは長くして姿勢を補助。
息子も雨でしっかり濡れてきました^^;

このハイマツの丘を越えて、少し大きな石の下りを越えれば西穂山荘。
もう少しだから頑張れ!
で、無事に西穂山荘へ到着しました(〃▽〃)

とりあえず寒いしお腹も空いてるので、西穂ラーメン!
しょうゆ、とんこつがあるのですが、ボクがしょうゆを頼むと嫁さんも息子もしょうゆラーメン(笑)

山登りで疲れて、雨に打たれて体も冷え切って、しかも空腹…
こんな状況で美味しくないワケがない(笑)
でも、こんな状況だったから美味しかったんじゃなく…
普通に美味しくて名物になっているラーメンなんです(^^)
この時点で15時過ぎ…ロープウェイの最終便が17時15分
西穂高口駅から西穂山荘までの標準コースタイムは1時間半なので…
ゆっくりラーメンを食べている余裕もない^^;
もっとゆっくり味わって食べたかったなぁ~

息子にはソフトクリームも買ってあげたかったけど、体温奪われるからNG
お土産に西穂高の山バッヂを買って西穂山荘を出発しました。
西穂山荘を出発した頃には、ほとんど雨も止んでおり…
歩いているうちに晴れ間も見えてきて一安心ε-(´∀`*)ホッ
残りは林間の登山道のみなので、写真も撮らずに一気に下山しました。

そして、登山届けを出した山小屋に、下山届けを入れて無事に下山
姫路から来られていた夫婦の方と、しばらく同じペースで一緒に歩いていたのですが…
下山の記念に写真を撮ってあげると(^^)

三脚もリモコンも持って行ってたのですが、お言葉に甘えて撮って頂きました(^^)
嫁さんの顔がメッチャ嬉しそう(笑)
壮大な景色を楽しみながらも、自然の厳しさも体験し…良い経験になった登山だったと思います。

今回は西穂高岳まででしたが、この真ん中にある『槍ヶ岳』
もう少し経験積んで行ってみたいと思います。

息子も初の山登り、頑張りました(^^)
無事、ロープウェイの最終便にも間に合い、
とりあえず何がしたいって言えば『温泉に入りたい~♪』と言う事で…
新穂高から10kmチョット走った所にある『平湯の森』に行きました。

日本一、露天風呂が多いと言われている奥飛騨温泉郷
その中でも大衆的で人気のある『ひらゆの森』
施設の入口には足湯があり、24時間いつでも利用できます。

息子が『先に足湯入りたい』って言うから入ってみたけど…
熱くてメッチャ気持ちイイ(〃▽〃)
でも下山したばかりで、確実に筋肉痛なるやろな…って状態で入って良かったんかな^^;
普通は冷やさなアカンような…
まぁ気持ち良かったからOKにしときましょう(^^)
で、中に入って入浴券を購入。中学生は大人料金です。
って言っても、大人でも500円(〃艸〃)

熱さ、濁りの違う露天風呂が、男湯に7つ、女湯に9つ、合計16もの露天風呂があります。
それで500円って…メッチャお得感ありますよね~♪
ゆ~っくり温泉に浸かってリフレッシュして帰りました(^^)
今回、お盆休み前半の南乗鞍キャンプから、西穂高岳の登山まで…
我が家の電子日記に長々とお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
ボク自身、多くの方々のレポートなど参考にさせて頂き、
この先、何年後かでも検索にヒットし、参考になる事があればと思いましたので…
できるだけ多くの写真を使って詳細を書きました(^^)
かかった経費も記載しておきますので、目安程度の参考になればと思います。
高速代 豊中~飛騨清見 3200円(早朝夜間割引)往復で6400円
安曇野トンネル 750円
走行距離・使用燃料数・燃費
(豊中~飛騨清見)
300.9km 33.11L ¥5132円(1L=155円) 1L=9.1km
(飛騨清見~南乗鞍~新穂高~高山)
255.9km 32.56L ¥4851円(1L=149円) 1L=6.9km
(高山~豊中)
305.8km 30.07L ¥4330円(1L=144円) 1L=10.2km
(総走行距離)
862.6km 95.74L ¥14313円 1L=9km
アイミックス自然村 南乗鞍オートキャンプ場
プライベートスペースB 34番サイト
2泊3日 5250円(1泊目)+2625円(2泊目以降)
施設利用料 大人535円 小人315円
合計9240円
新穂高ロープウェイ
しらかば平駅~西穂高口 往復2700円×3=8100円

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独標を越えて…主峰・西穂高岳へ!
独標からの下りを目の当たりにし、崖下の細尾根を見て、なかなか踏み出せない我が家(笑)
前のレポでも超危険な崖を登り降りしているような書き方をしていましたが…
実際には、ある程度運動神経の良い人なら行ける・・・と思います^^;

でも感じ方は人それぞれ…
ボクは仕事柄、毎日ザイル(命綱)にハーネス(安全ベルト)を使用する仕事をしており…
今の職場では、鳶職の職長として仕事に取り組んでいます。
登山と仕事を同じように扱うと、誤解を招いてしまうかも知れませんけどね^^;
一番大事な家族の安全は、最優先に考えていたつもりです。
登山を開始してから、この独標まではハイキング気分の方々も多々居られたと思いますが…
さすがにココから先は上級者コースとなるので、人が激減します。
無事に独標を下り終えた我が家(^^)
安心したのは束の間、下ったと言う事は・・・もちろん登りも控えております^^;
しかも、こんなゴッツイのが(笑)

カメラを低く構えて高度感を演出とかしてません。
普通にこのアングルです(笑)
一つ一つ乗り越えていく、この達成感がたまりません(〃▽〃)
しかし、一つ越えてはまた次のピークがお出迎え・・・嫁さんは半泣きです(笑)

残り9峰
それぞれのピークに数字が描かれています。

ガスも濃くなってきて、前を行く登山者も慎重に進んでます。
万が一、落石とか起きたら大変なので、少し離れて様子を見守りながら待機します。
前の登山者が登りきった所で、我が家も登り始め…
8峰 ピラミッドピークに登頂!
しかし…嫁さんも息子も、とてもお疲れのご様子(笑)

元々は独標まで頑張ると言っていた嫁さん。
ボクと息子が、もう少し頑張る!と言うので泣く泣くついてきた嫁さん。
よく頑張りました(^^)
少し落ち着いた所で、記念撮影☆

ピラミッドピーク制覇です☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
しばらくピラミッドピークで休憩していると…
隣に居てた登山者が『うぉぉっ!!』Σ(д゚|||ノ)ノ ビクッ!!
『バサバサっ!』と羽音を立てて飛んできたのは…

おぉぉぉ~~~!雷鳥やぁ~ん(〃▽〃)❤
ホンモノの雷鳥って初めて見た!なかなか見れるモンじゃないみたいやしラッキー♪
嫁さん頑張ったご褒美やね(^^)
周りの景色と同化し、雪が積もる頃には真っ白になる雷鳥。
夏の雷鳥は、それは見事に岩と同化してましたよ(^^)

息子が写メ撮ろうと身を乗り出すので『危ないからヤメとけっ!』と注意してしまいました^^;
この高度になると、雲と同じ高さに居てる事になるんですよね。
と言う事は、雷雲とも同じ高さと言うワケです。
なので、雷雲が発生してしまったら必ず上から雷が落ちてくると言うワケではないのです。
横から後ろから、死角なく稲妻が飛び交うのです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
雷鳥は大気中の蓄電量に敏感で、雷が落ちる前に羽ばたいて飛んで行くとか…
ホントかなぁ(^^)? でも貴重な雷鳥を見る事ができて良かったです。
独標からずっとガスがかってたのですが、ココでガスの切れ目が見え始め…

リアル『天空の城ラピュタ』やぁ。。。
しんどい思いしてまで山に登る意味・・・少しだけ分かったような気がします(〃▽〃)
さて!ココまで来たからには、主峰『西穂高岳』を目指すか!!
とテンション上がってるのはボクだけ(笑)
息子は『う~ん、どうしよっかなぁ^^;』
嫁さんは『行かへんっ!』(笑)
嫁さんは限界のようでココでお留守番し、ボクと息子は西穂高岳を目指す事に^^;
スマン嫁よ、息子に『挑戦すれば達成できる!』と言う事を教えてくるぞ。
と言うのは大げさですが、多分、達成できれば世界観が変わる。。。と思い前へ進む事に。
嫁さんをピラミッドピークにデポし(笑)ココからは息子と二人で主峰に向かう。

ガスの切れ目も束の間で、またまた濃いガスに包まれる。
切り立った場所にはクサリが設置され、緊張が走る。
難所とされている所では、気が張り詰めているので意外と事故は少ないようです。
何気ない道でも、気を抜いた時に足を踏み外したりするので、気を抜かないように注意する。
息子にもそれを促す。

滑落すればタダじゃ済まないし、コレだけガスがかっていたら救助も難航するだろう…

ゆるやかな稜線歩きとは違って、二足歩行ですら困難な場所が多く続き…
4峰 チャンピオンピーク制覇

そして3峰

ココでまた雷鳥に出会える事もできました(^^)
意外と出会える確率って高いのかな?

ガスがかってた方が警戒心が解けて出てきやすいとか?
お腹の周りも白くなって、もう冬支度かな~(^^)
2峰は飛騨側の中腹を巻きながらトラバースし…

いよいよ最終目的地である主峰の登り…最後の最後に気を抜かないように注意する。
最終目標が目前に迫り、焦る気持ちを抑えながら、1歩、また1歩とよじ登る。
すると、あと少しの所でガスの切れ間に差し掛かり、目の前には『主峰』の文字が!
中学1年になったばかりの息子も、自分の足で頑張ってココまで来たので…
感動する景色を1番に見せてあげたかった(^^)
息子に『ほら、見えたぞ!先に上がれ!』と伝え…


西穂高岳 主峰 2909m 制覇!
やったー! 極上の達成感(〃▽〃) 至高の満足感(笑)
険しい道のりを歩いて来たからこそ味わえるんやろね…

ガスが濃くて、北アルプスの大パノラマは拝む事ができませんでしたが…
そんなに残念とは思えませんでした(^^)
これだけの満足感、達成感を与えてくれる山・・・凄いパワーを持った山です(^^)

雲の下には山岳リゾート上高地を見下ろせます。
上高地は行った事ないけど、上高地から見える山には登りました(笑)

そのまま上流へ向かえば岳沢ヒュッテ、重太郎新道

今回の目標であった西穂高岳…
ココから先も少し行けそうな感じでしたが、
ココから先の奥穂高に向かうルートは、日本国内でも最難関超エキスパートコースになるとか…
奥穂高から縦走して来るのと、コチラから行くのでは難度も変わるようです。
同じ崖でも、上りで越えるのと下りで越えるのは違うって事ですよね…
もっと知識と経験を積んでからそのうち…(笑)
山頂でオヤツを食べようと、持って来ていたお菓子を、ザックから出してみると…

気圧の変化でパンパンに膨れ上がっております(笑)
貴重な体験&面白くて食べれませんでした^^;
ガスの切れ間に、辿ってきた稜線をふり返ると、この景色…

よく越えてきたなぁ(〃▽〃) 特に息子!ホンマよく頑張った!
いつまでも子供は子供やけど…この時ばかりは感心した(^^)嬉しかった♪
しかし、いつまでも余韻に浸っている場合じゃありません・・・
ピラミッドピークにデポってきた嫁さんを、回収しに行かなければ(笑)

無事に下山できてこその登山。 下山開始でございます゚+。(ノ`・Д・)ノオォオォ。+゚
前のレポでも超危険な崖を登り降りしているような書き方をしていましたが…
実際には、ある程度運動神経の良い人なら行ける・・・と思います^^;

でも感じ方は人それぞれ…
ボクは仕事柄、毎日ザイル(命綱)にハーネス(安全ベルト)を使用する仕事をしており…
今の職場では、鳶職の職長として仕事に取り組んでいます。
登山と仕事を同じように扱うと、誤解を招いてしまうかも知れませんけどね^^;
一番大事な家族の安全は、最優先に考えていたつもりです。
登山を開始してから、この独標まではハイキング気分の方々も多々居られたと思いますが…
さすがにココから先は上級者コースとなるので、人が激減します。
無事に独標を下り終えた我が家(^^)
安心したのは束の間、下ったと言う事は・・・もちろん登りも控えております^^;
しかも、こんなゴッツイのが(笑)

カメラを低く構えて高度感を演出とかしてません。
普通にこのアングルです(笑)
一つ一つ乗り越えていく、この達成感がたまりません(〃▽〃)
しかし、一つ越えてはまた次のピークがお出迎え・・・嫁さんは半泣きです(笑)

残り9峰
それぞれのピークに数字が描かれています。

ガスも濃くなってきて、前を行く登山者も慎重に進んでます。
万が一、落石とか起きたら大変なので、少し離れて様子を見守りながら待機します。
前の登山者が登りきった所で、我が家も登り始め…
8峰 ピラミッドピークに登頂!
しかし…嫁さんも息子も、とてもお疲れのご様子(笑)

元々は独標まで頑張ると言っていた嫁さん。
ボクと息子が、もう少し頑張る!と言うので泣く泣くついてきた嫁さん。
よく頑張りました(^^)
少し落ち着いた所で、記念撮影☆

ピラミッドピーク制覇です☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ
しばらくピラミッドピークで休憩していると…
隣に居てた登山者が『うぉぉっ!!』Σ(д゚|||ノ)ノ ビクッ!!
『バサバサっ!』と羽音を立てて飛んできたのは…

おぉぉぉ~~~!雷鳥やぁ~ん(〃▽〃)❤
ホンモノの雷鳥って初めて見た!なかなか見れるモンじゃないみたいやしラッキー♪
嫁さん頑張ったご褒美やね(^^)
周りの景色と同化し、雪が積もる頃には真っ白になる雷鳥。
夏の雷鳥は、それは見事に岩と同化してましたよ(^^)

息子が写メ撮ろうと身を乗り出すので『危ないからヤメとけっ!』と注意してしまいました^^;
この高度になると、雲と同じ高さに居てる事になるんですよね。
と言う事は、雷雲とも同じ高さと言うワケです。
なので、雷雲が発生してしまったら必ず上から雷が落ちてくると言うワケではないのです。
横から後ろから、死角なく稲妻が飛び交うのです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
雷鳥は大気中の蓄電量に敏感で、雷が落ちる前に羽ばたいて飛んで行くとか…
ホントかなぁ(^^)? でも貴重な雷鳥を見る事ができて良かったです。
独標からずっとガスがかってたのですが、ココでガスの切れ目が見え始め…

リアル『天空の城ラピュタ』やぁ。。。
しんどい思いしてまで山に登る意味・・・少しだけ分かったような気がします(〃▽〃)
さて!ココまで来たからには、主峰『西穂高岳』を目指すか!!
とテンション上がってるのはボクだけ(笑)
息子は『う~ん、どうしよっかなぁ^^;』
嫁さんは『行かへんっ!』(笑)
嫁さんは限界のようでココでお留守番し、ボクと息子は西穂高岳を目指す事に^^;
スマン嫁よ、息子に『挑戦すれば達成できる!』と言う事を教えてくるぞ。
と言うのは大げさですが、多分、達成できれば世界観が変わる。。。と思い前へ進む事に。
嫁さんをピラミッドピークにデポし(笑)ココからは息子と二人で主峰に向かう。

ガスの切れ目も束の間で、またまた濃いガスに包まれる。
切り立った場所にはクサリが設置され、緊張が走る。
難所とされている所では、気が張り詰めているので意外と事故は少ないようです。
何気ない道でも、気を抜いた時に足を踏み外したりするので、気を抜かないように注意する。
息子にもそれを促す。

滑落すればタダじゃ済まないし、コレだけガスがかっていたら救助も難航するだろう…

ゆるやかな稜線歩きとは違って、二足歩行ですら困難な場所が多く続き…
4峰 チャンピオンピーク制覇

そして3峰

ココでまた雷鳥に出会える事もできました(^^)
意外と出会える確率って高いのかな?

ガスがかってた方が警戒心が解けて出てきやすいとか?
お腹の周りも白くなって、もう冬支度かな~(^^)
2峰は飛騨側の中腹を巻きながらトラバースし…

いよいよ最終目的地である主峰の登り…最後の最後に気を抜かないように注意する。
最終目標が目前に迫り、焦る気持ちを抑えながら、1歩、また1歩とよじ登る。
すると、あと少しの所でガスの切れ間に差し掛かり、目の前には『主峰』の文字が!
中学1年になったばかりの息子も、自分の足で頑張ってココまで来たので…
感動する景色を1番に見せてあげたかった(^^)
息子に『ほら、見えたぞ!先に上がれ!』と伝え…


西穂高岳 主峰 2909m 制覇!
やったー! 極上の達成感(〃▽〃) 至高の満足感(笑)
険しい道のりを歩いて来たからこそ味わえるんやろね…

ガスが濃くて、北アルプスの大パノラマは拝む事ができませんでしたが…
そんなに残念とは思えませんでした(^^)
これだけの満足感、達成感を与えてくれる山・・・凄いパワーを持った山です(^^)

雲の下には山岳リゾート上高地を見下ろせます。
上高地は行った事ないけど、上高地から見える山には登りました(笑)

そのまま上流へ向かえば岳沢ヒュッテ、重太郎新道

今回の目標であった西穂高岳…
ココから先も少し行けそうな感じでしたが、
ココから先の奥穂高に向かうルートは、日本国内でも最難関超エキスパートコースになるとか…
奥穂高から縦走して来るのと、コチラから行くのでは難度も変わるようです。
同じ崖でも、上りで越えるのと下りで越えるのは違うって事ですよね…
もっと知識と経験を積んでからそのうち…(笑)
山頂でオヤツを食べようと、持って来ていたお菓子を、ザックから出してみると…

気圧の変化でパンパンに膨れ上がっております(笑)
貴重な体験&面白くて食べれませんでした^^;
ガスの切れ間に、辿ってきた稜線をふり返ると、この景色…

よく越えてきたなぁ(〃▽〃) 特に息子!ホンマよく頑張った!
いつまでも子供は子供やけど…この時ばかりは感心した(^^)嬉しかった♪
しかし、いつまでも余韻に浸っている場合じゃありません・・・
ピラミッドピークにデポってきた嫁さんを、回収しに行かなければ(笑)

無事に下山できてこその登山。 下山開始でございます゚+。(ノ`・Д・)ノオォオォ。+゚
西穂山荘から独標への道のり…
ただ山をひたすら登る作業を繰り返し、汗だくになりながらたどり着いた西穂山荘
登山コースとして、独標までは初心者コースとのランク付けだったので安心してたのですが…
確かに難所はありませんが、体力は絶対必要だと実感(笑)

とりあえず西穂山荘をバックに記念撮影。
1970年(昭和45年)に、新穂高ロープウェイが開業した事により、
山荘までの所要時間が大幅に短縮。 ココを目的地に登山してくる人も多いそうです。
持参していた水分は常温のミネラルウォーターのみだったので…
冷たいスポーツドリンクで水分補給(*´д`*)

って高っっ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
山小屋までの物資の運搬は、基本的にヘリでの運搬。
水場もない稜線上では、水ですら貴重な資源なのです。
そう考えればこの値段でも妥当かと納得。
スポーツドリンクを購入し、乾いた喉を潤します(*´д`*)
ホントは冷たいビールをゴクゴク飲みたい所ですが…まだまだ道のりは長いので我慢です(笑)
程よく休憩をとり、再び山頂を目指して出発です!
この西穂山荘辺りまでは、沢山の木々に囲まれているのですが…
西穂山荘から登るにつれて、だんだんと高さのある木々が減ってきます。
木々が自生できる高度『森林限界』に近づき、大きな木々から高山植物へと様変わりします。

西穂山荘からハイマツの岩場を15分ほど登ると、丸山と言うピークがあるのですが…
そこまで登ると視界が開け、北アルプスのパノラマを見る事ができます。
なので、せっかく西穂山荘まで登ったのなら、あと15分頑張って丸山まで行ってほしいと思います。

西穂山荘のスグ上でもこの景色。 正面に見えるのは焼岳(やけだけ)
活火山ですが、噴煙は確認できませんでした。
ハイマツの岩場を登り続け、やっとゆるやかな稜線上に抜ける事ができました(^^)
目的地の山頂が見えると、テンションが上がってくる反面…
あそこまで登るのか(;´Д`)と現実を目の当たりにする。
見た方が良かったのか、見なかった方が良かったのか複雑な心境^^;

今回デジイチ持って行ってたのですが、ハンドストラップ&カラビナが使いやすかったです。
ショルダーだとブランブランして岩登りでレンズとかぶつけてしまいますからね^^;
使わない時はカラビナでザックのDカンに付けていれば、さほど動きを邪魔される事もありませんでした。

さらに登ると開けた丘の上に出ましたが…この積まれてる石は何の意味???
ピークの目印でも無さそうだし…
で、そのまま山頂を目指して歩いていると、丸山の標識発見。

ココまで来ると左右にパノラマが広がり、素晴らしい景色が広がります(〃▽〃)
笠ヶ岳をバックに、嫁さんと息子の記念撮影。

でも残念ながら、笠ヶ岳の山頂はガスに覆われて見えませんでした^^;
ゆるやかな稜線をひたすら歩き、核心部へ迫る最後の大きな上りに到着。

あの山頂まで登っても、その先がまだまだ長くて険しい…
本当に何回か心が折れそうになりました(笑)
しかし、せっかくココまで頑張ってきたのに、引き返すワケにもいきません。
ココから足元はガレ場に変わり、グラグラする石もたくさん。
足首を傷めないように、慎重に歩きます…

嫁さんも息子も頑張ってくれてます。
だいぶ高い所まで上がってきたので、歩いてきた稜線をふり返って見ると…

ナイスな展望(〃▽〃)
これから先に見える岩稜線に入ると、もっと凄い景色が広がるんだろうなとワクワク…
登山者の聖地、北アルプス…険しくてカッコイイですね!

写真の中央のピークが独標、少し左のトンガリがピラミッドピーク、一番奥が西穂高岳…
独標の手前から始まる、大小13のピークを越えないと、西穂高岳には行けません。
しかし、もうすぐ核心部に入ろうかと言う所で、ガスがかってきてしまいました。

山の麓からグングン雲が上がってきて…
見る見る視界が奪われていきます(;´Д`)

先程まで見えていた西穂高岳山頂も、すっかりガスの中に…
少しテンションダウンしていた所、一人で嬉しそうにしている息子

今まで空の上でしか見た事なかった雲が、どんどん自分に近付いて来て…
一瞬で雲に包まれて嬉しそう(笑)
ハイマツ地帯を抜けてから、風を遮る物がないので凄く涼しくて気持ちイイ(^^)
エアコンの冷たい風を直接浴びてる感じです。
西穂山荘までは汗ダクになりましたが…
森林限界を越えてからは、これだけハードに山登りしてるのに、全く汗をかかずです。
北アルプスは夏場でも、こんなに涼しいんですね(^^)
雲を浴びた所で再び出発!

岩の稜線歩きに変わり、傾斜もドンドンきつくなってきました。
朽ち果てた木々を横目に、小さくてキレイな高山植物。

岩を登ったりしてると、岩の隙間からイロイロな花が顔を出しています。
紫、黄色、さまざまな色や形の花が咲いてます。
そんな高山植物に癒されながら先を進むと、ついに独標(2701m)が目の前に立ちはだかりました。
頂上には先行されている数名の登山者が…

この独標までは、登山初心者コースとされてますが、ココは最後の砦と言った感じでしょうか…
初心者コースと言うには少し厳しいコースかと^^;
まずは、独標の手前の岩場を慎重に越えて行きます。

そして独標のピークに入り、○や×、矢印のペイントに従い、1歩1歩確実に登って行きます。

浮石やグラついてる岩もあるので、慌てずゆっくりと自分のペースで登ります。
両手両足で3点確保し、残り1点で持てる岩か?崩れない岩か?確認しながら登ります。
滑落すれば大怪我では済みません…
滑落せずに済んだとしても、岩を落としてしまえば下の登山者に当たったり二次災害を起こしてしまいます。
万が一、小石でも落としてしまった場合は『ラク!!ラクぅ!!!』(落石のラクの意味)
と大声で叫び、下に居る登山者に落石が起きた事を知らせないといけません。

これまでの道のりではなかった初めての難所。
眼下には上高地の梓川が見下ろせ、高度感がハンパないです。
そして緊迫した雰囲気に打ち勝ち…

西穂高岳 独標 2701m

登頂成功できました(^^)!
いやぁ~家族でココまで来れた事が何より嬉しい(^^)
登頂した時はガスがかってて、残念ながらパノラマ景色を見渡す事はできませんでしたが…
そんな事はどうでもイイ感じ(笑)
まぁ仕方ないか!と思う程度で、達成感の方が上回ってます。
着いた時は嬉しかったなぁ…
嬉しかったけど… この先どうする!?
この先、独標から西穂高岳の主峰に向かうコースは上級者コースとなる。
その上級者コースの中でも、一番の難関と言われているのが…
【独標からの下り】
そう、この独標から西穂高岳側へ降りる岩場が、イキナリの難所として現れるのだ。
その難所がコレ

この高さの上に、下の尾根はナイフリッジ…
万が一、滑落しても右に落ちればハイマツに引っ掛かってくれると思いますが…
左側に落ちれば…ガレ場を滑落する人間大根おろし((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
滑落が止まる頃にはズタボロに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
本来ならクサリがあってもおかしくない場所なのですが、
クサリを付けると、ある程度容易に降りる事ができるようになります。
それだと、この先で事故が起きる確率がかなり上がってしまう可能性があるので、
あえてこの場所にはクサリを付けていないらしいです。
要するに、クサリ無しでココを降りれない人は、この先のコースは危険ですよ。
ヤメときなはれ。と言う事です。
さぁ、どうする!?!?
↓↓ボタン設置してみました(^^)
面白いって思ってくれた方やコメント面倒くせぇ!って方は、押して貰えると有難いです(笑)
宜しくお願いしますm(__)m
登山コースとして、独標までは初心者コースとのランク付けだったので安心してたのですが…
確かに難所はありませんが、体力は絶対必要だと実感(笑)

とりあえず西穂山荘をバックに記念撮影。
1970年(昭和45年)に、新穂高ロープウェイが開業した事により、
山荘までの所要時間が大幅に短縮。 ココを目的地に登山してくる人も多いそうです。
持参していた水分は常温のミネラルウォーターのみだったので…
冷たいスポーツドリンクで水分補給(*´д`*)

って高っっ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
山小屋までの物資の運搬は、基本的にヘリでの運搬。
水場もない稜線上では、水ですら貴重な資源なのです。
そう考えればこの値段でも妥当かと納得。
スポーツドリンクを購入し、乾いた喉を潤します(*´д`*)
ホントは冷たいビールをゴクゴク飲みたい所ですが…まだまだ道のりは長いので我慢です(笑)
程よく休憩をとり、再び山頂を目指して出発です!
この西穂山荘辺りまでは、沢山の木々に囲まれているのですが…
西穂山荘から登るにつれて、だんだんと高さのある木々が減ってきます。
木々が自生できる高度『森林限界』に近づき、大きな木々から高山植物へと様変わりします。

西穂山荘からハイマツの岩場を15分ほど登ると、丸山と言うピークがあるのですが…
そこまで登ると視界が開け、北アルプスのパノラマを見る事ができます。
なので、せっかく西穂山荘まで登ったのなら、あと15分頑張って丸山まで行ってほしいと思います。

西穂山荘のスグ上でもこの景色。 正面に見えるのは焼岳(やけだけ)
活火山ですが、噴煙は確認できませんでした。
ハイマツの岩場を登り続け、やっとゆるやかな稜線上に抜ける事ができました(^^)
目的地の山頂が見えると、テンションが上がってくる反面…
あそこまで登るのか(;´Д`)と現実を目の当たりにする。
見た方が良かったのか、見なかった方が良かったのか複雑な心境^^;

今回デジイチ持って行ってたのですが、ハンドストラップ&カラビナが使いやすかったです。
ショルダーだとブランブランして岩登りでレンズとかぶつけてしまいますからね^^;
使わない時はカラビナでザックのDカンに付けていれば、さほど動きを邪魔される事もありませんでした。

さらに登ると開けた丘の上に出ましたが…この積まれてる石は何の意味???
ピークの目印でも無さそうだし…
で、そのまま山頂を目指して歩いていると、丸山の標識発見。

ココまで来ると左右にパノラマが広がり、素晴らしい景色が広がります(〃▽〃)
笠ヶ岳をバックに、嫁さんと息子の記念撮影。

でも残念ながら、笠ヶ岳の山頂はガスに覆われて見えませんでした^^;
ゆるやかな稜線をひたすら歩き、核心部へ迫る最後の大きな上りに到着。

あの山頂まで登っても、その先がまだまだ長くて険しい…
本当に何回か心が折れそうになりました(笑)
しかし、せっかくココまで頑張ってきたのに、引き返すワケにもいきません。
ココから足元はガレ場に変わり、グラグラする石もたくさん。
足首を傷めないように、慎重に歩きます…

嫁さんも息子も頑張ってくれてます。
だいぶ高い所まで上がってきたので、歩いてきた稜線をふり返って見ると…

ナイスな展望(〃▽〃)
これから先に見える岩稜線に入ると、もっと凄い景色が広がるんだろうなとワクワク…
登山者の聖地、北アルプス…険しくてカッコイイですね!

写真の中央のピークが独標、少し左のトンガリがピラミッドピーク、一番奥が西穂高岳…
独標の手前から始まる、大小13のピークを越えないと、西穂高岳には行けません。
しかし、もうすぐ核心部に入ろうかと言う所で、ガスがかってきてしまいました。

山の麓からグングン雲が上がってきて…
見る見る視界が奪われていきます(;´Д`)

先程まで見えていた西穂高岳山頂も、すっかりガスの中に…
少しテンションダウンしていた所、一人で嬉しそうにしている息子

今まで空の上でしか見た事なかった雲が、どんどん自分に近付いて来て…
一瞬で雲に包まれて嬉しそう(笑)
ハイマツ地帯を抜けてから、風を遮る物がないので凄く涼しくて気持ちイイ(^^)
エアコンの冷たい風を直接浴びてる感じです。
西穂山荘までは汗ダクになりましたが…
森林限界を越えてからは、これだけハードに山登りしてるのに、全く汗をかかずです。
北アルプスは夏場でも、こんなに涼しいんですね(^^)
雲を浴びた所で再び出発!

岩の稜線歩きに変わり、傾斜もドンドンきつくなってきました。
朽ち果てた木々を横目に、小さくてキレイな高山植物。

岩を登ったりしてると、岩の隙間からイロイロな花が顔を出しています。
紫、黄色、さまざまな色や形の花が咲いてます。
そんな高山植物に癒されながら先を進むと、ついに独標(2701m)が目の前に立ちはだかりました。
頂上には先行されている数名の登山者が…

この独標までは、登山初心者コースとされてますが、ココは最後の砦と言った感じでしょうか…
初心者コースと言うには少し厳しいコースかと^^;
まずは、独標の手前の岩場を慎重に越えて行きます。

そして独標のピークに入り、○や×、矢印のペイントに従い、1歩1歩確実に登って行きます。

浮石やグラついてる岩もあるので、慌てずゆっくりと自分のペースで登ります。
両手両足で3点確保し、残り1点で持てる岩か?崩れない岩か?確認しながら登ります。
滑落すれば大怪我では済みません…
滑落せずに済んだとしても、岩を落としてしまえば下の登山者に当たったり二次災害を起こしてしまいます。
万が一、小石でも落としてしまった場合は『ラク!!ラクぅ!!!』(落石のラクの意味)
と大声で叫び、下に居る登山者に落石が起きた事を知らせないといけません。

これまでの道のりではなかった初めての難所。
眼下には上高地の梓川が見下ろせ、高度感がハンパないです。
そして緊迫した雰囲気に打ち勝ち…

西穂高岳 独標 2701m

登頂成功できました(^^)!
いやぁ~家族でココまで来れた事が何より嬉しい(^^)
登頂した時はガスがかってて、残念ながらパノラマ景色を見渡す事はできませんでしたが…
そんな事はどうでもイイ感じ(笑)
まぁ仕方ないか!と思う程度で、達成感の方が上回ってます。
着いた時は嬉しかったなぁ…
嬉しかったけど… この先どうする!?
この先、独標から西穂高岳の主峰に向かうコースは上級者コースとなる。
その上級者コースの中でも、一番の難関と言われているのが…
【独標からの下り】
そう、この独標から西穂高岳側へ降りる岩場が、イキナリの難所として現れるのだ。
その難所がコレ

この高さの上に、下の尾根はナイフリッジ…
万が一、滑落しても右に落ちればハイマツに引っ掛かってくれると思いますが…
左側に落ちれば…ガレ場を滑落する人間大根おろし((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
滑落が止まる頃にはズタボロに((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
本来ならクサリがあってもおかしくない場所なのですが、
クサリを付けると、ある程度容易に降りる事ができるようになります。
それだと、この先で事故が起きる確率がかなり上がってしまう可能性があるので、
あえてこの場所にはクサリを付けていないらしいです。
要するに、クサリ無しでココを降りれない人は、この先のコースは危険ですよ。
ヤメときなはれ。と言う事です。
さぁ、どうする!?!?
↓↓ボタン設置してみました(^^)
面白いって思ってくれた方やコメント面倒くせぇ!って方は、押して貰えると有難いです(笑)
宜しくお願いしますm(__)m
初登山!北アルプス西穂高岳を目指して…
今回、我が家の初めての登山。と言うか、ボク自身も初めての登山。
前日、キャンプ場を急遽撤収し、何かとバタバタした日程でしたが…
天候にも恵まれ、登山口へと向かう『新穂高ロープウェイ』の駐車場で朝を迎えました。

朝日に照らされ、オレンジに色付く山肌…
これからこんな山を登るのかと考えると、気が引き締まります。
登山口のある西穂高口までは『新穂高ロープウェイ』で上がるのですが、
新穂高ロープウェイには、第一ロープウェイ・第二ロープウェイがあります。
第一ロープウェイから、第二ロープウェイに乗り継いでも良いのですが…
乗り継ぐ手間を考えると直接、第二ロープウェイから乗る方が楽チンで安い。
料金は100円しか変わらないんですけどね^^;

第一ロープウェイの『新穂高温泉駐車場』は6時間おきに500円
第二ロープウェイの『なべだいら駐車場』は500円
鍋平駐車場の入口は朝6時頃にオープンすると前日に電話確認してたので…
我が家は鍋平駐車場の前で車中泊してました。
鍋平駐車場に上がる手前に『登山者はココの駐車場をご利用下さい。300円』の看板もありましたよ。
少し歩いて駅に向かわないといけないですが^^;

駐車場が開き、しらかば平駅に到着。
ココでロープウェイのキップを買います。
料金は以下の通り…

息子は中学生になったばかりですが、子供料金は小学生までなので、大人3人分の料金。
往復2700円×3人分になります。。。7分しか乗らないのに意外と高いのね^^;
それと窓口の横に秤が置いてあるのですが、荷物が8kgを超えると別料金で200円かかります。
ボクのザックは8kg弱でギリギリセーフ。手に持ってたカメラ入れたら超えてたかも(笑)
でもチョット超えてる人も『チョット超えてるけどOK!』と優しい係員さんでした(^^)
キップを買う時に『お車ですか?』と聞かれ『ハイ』と答えると駐車料金も一緒に支払います。
『イイエ』と答えるとタダになるのか(笑)
初めてなのでイロイロ疑問を感じながらも、始発のロープウェイに乗る事ができました。

始発の時間は時期によって違うみたいで、その日の混雑具合によっても変わるようです。
早めの登山を予定して行くなら、前日に時間を確認し、早めに準備を済ませておく方が良いようです。
始発のロープウェイは、お盆休みもあってなかなかの乗車率。
進行方向に向かって左側は槍ヶ岳や笠ヶ岳、北アルプスの山々が一望でき…
右側は乗鞍岳や焼岳(火山)が見えます。オススメはやっぱり左側かな(^^)
ロープウェイを7分間乗ると、西穂高口駅へ到着。
4階の展望ロビーから、北アルプスの大パノラマが広がります(〃▽〃)

大喰岳の裾に少し隠れていますが、登山者の憧れ『槍ヶ岳』も顔を見せてくれました(^^)
あのトンガリの頂上…近い将来、必ず行ってやりますよ!
大喰岳から見る槍ヶ岳も、素晴らしい景色で有名らしいです。
槍ヶ岳のスグ隣に『小槍(こやり)』と言う峰があります。
『♪~アルプス一万尺(3000m)小槍の上で♪アルペン踊りをさぁ踊りましょう♪』
と民謡の舞台にもなっている小槍。
小槍を制するにはロッククライミング的な知識や技術も必要とされ…
難易度も槍ヶ岳より高いと言われているようです。
要するに、小槍を制するとアルペン踊りを踊りたくなるほど嬉しいって言う民謡だとか…
実際には踊れるようなスペースは無いようですが^^;
でも、小槍を制し、小槍のテッペンから腕を組んで堂々と槍の山頂を見上げる…
くぅぅ!カッコイイ(〃▽〃) 憧れやね!
チョット話が逸れてしまいましたが…
登山目的の人や、観光でココが目的の人、格好を見ればスグ分かります(笑)
『お手持ちのカメラで記念撮影しますよ~』と記念撮影屋さんも居ます。

西穂高口の展望ロビーには、通年回収に来るポストとしては日本最高峰の『山びこポスト』がありました。
お土産売り場には木でできた葉書(木書?)や絵葉書も売ってます。
ココからおじいちゃんや、おばあちゃんに手紙出してあげれば喜んでくれるでしょうね(^^)
右手を見れば、今回登る予定の西穂高岳が見えました(^^)

一番右側に見える西穂山荘を経由し、独標を目指します。
本来の目的地はソコまで。そこから先は健脚者の上級コースとなるからです^^;
ボクは最初から西穂高岳まで行く気満々だったんですけどね(笑)
西穂高岳山頂までは大小13の峰(ピーク)を越えて行かなければなりません。
独標までは初心者でも大丈夫らしいので、とりあえずは独標を目指します。
そこから先は、現地で判断しようと言う事で出発です(`・ω・´)

西穂高口駅からしばらく歩くと、登山届出書を書く小屋があります。
届出書を書いて、ポストに投函。下山したら同じように下山届けを書いてポストに入れます。
写真の右側が登山口になっています。
登山口からしばらくは、このような登山道が続きます。

お盆休みだけあって、登山に来てる人も多くて賑やかです(^^)
大きな岩をまたいだり、むき出しになった木の根っこを歩いたり…
気温は高くないものの、木々に囲まれた林道は、風もないので暑くなってきました。

それもそのはず…
ただ歩くだけですが基本的に先程見えていた標高までは上りがメインで、ひたすら上がるのみ。
体力には自信があったけど、膝ガクガクして立ち眩みする場面も( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
高山病にはなりませんでしたが…
前日から飲み物に濃縮タイプの液体酸素を入れていたのが効いたのかな?

嫁さんも『いやぁ~エライわ!!』とヒーヒー言いながら頑張って…
適度に休憩も入れながら安全第一で歩きます(`・ω・´)
まだか…まだか…いつなったら到着するねん(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
なかなか先が見えない行程に、心が萎えそうになりましたが…

やっと見えた山小屋(ノД`)西穂山荘へ到着しました。
続きは後日…
前日、キャンプ場を急遽撤収し、何かとバタバタした日程でしたが…
天候にも恵まれ、登山口へと向かう『新穂高ロープウェイ』の駐車場で朝を迎えました。

朝日に照らされ、オレンジに色付く山肌…
これからこんな山を登るのかと考えると、気が引き締まります。
登山口のある西穂高口までは『新穂高ロープウェイ』で上がるのですが、
新穂高ロープウェイには、第一ロープウェイ・第二ロープウェイがあります。
第一ロープウェイから、第二ロープウェイに乗り継いでも良いのですが…
乗り継ぐ手間を考えると直接、第二ロープウェイから乗る方が楽チンで安い。
料金は100円しか変わらないんですけどね^^;

第一ロープウェイの『新穂高温泉駐車場』は6時間おきに500円
第二ロープウェイの『なべだいら駐車場』は500円
鍋平駐車場の入口は朝6時頃にオープンすると前日に電話確認してたので…
我が家は鍋平駐車場の前で車中泊してました。
鍋平駐車場に上がる手前に『登山者はココの駐車場をご利用下さい。300円』の看板もありましたよ。
少し歩いて駅に向かわないといけないですが^^;

駐車場が開き、しらかば平駅に到着。
ココでロープウェイのキップを買います。
料金は以下の通り…

息子は中学生になったばかりですが、子供料金は小学生までなので、大人3人分の料金。
往復2700円×3人分になります。。。7分しか乗らないのに意外と高いのね^^;
それと窓口の横に秤が置いてあるのですが、荷物が8kgを超えると別料金で200円かかります。
ボクのザックは8kg弱でギリギリセーフ。手に持ってたカメラ入れたら超えてたかも(笑)
でもチョット超えてる人も『チョット超えてるけどOK!』と優しい係員さんでした(^^)
キップを買う時に『お車ですか?』と聞かれ『ハイ』と答えると駐車料金も一緒に支払います。
『イイエ』と答えるとタダになるのか(笑)
初めてなのでイロイロ疑問を感じながらも、始発のロープウェイに乗る事ができました。

始発の時間は時期によって違うみたいで、その日の混雑具合によっても変わるようです。
早めの登山を予定して行くなら、前日に時間を確認し、早めに準備を済ませておく方が良いようです。
始発のロープウェイは、お盆休みもあってなかなかの乗車率。
進行方向に向かって左側は槍ヶ岳や笠ヶ岳、北アルプスの山々が一望でき…
右側は乗鞍岳や焼岳(火山)が見えます。オススメはやっぱり左側かな(^^)
ロープウェイを7分間乗ると、西穂高口駅へ到着。
4階の展望ロビーから、北アルプスの大パノラマが広がります(〃▽〃)

大喰岳の裾に少し隠れていますが、登山者の憧れ『槍ヶ岳』も顔を見せてくれました(^^)
あのトンガリの頂上…近い将来、必ず行ってやりますよ!
大喰岳から見る槍ヶ岳も、素晴らしい景色で有名らしいです。
槍ヶ岳のスグ隣に『小槍(こやり)』と言う峰があります。
『♪~アルプス一万尺(3000m)小槍の上で♪アルペン踊りをさぁ踊りましょう♪』
と民謡の舞台にもなっている小槍。
小槍を制するにはロッククライミング的な知識や技術も必要とされ…
難易度も槍ヶ岳より高いと言われているようです。
要するに、小槍を制するとアルペン踊りを踊りたくなるほど嬉しいって言う民謡だとか…
実際には踊れるようなスペースは無いようですが^^;
でも、小槍を制し、小槍のテッペンから腕を組んで堂々と槍の山頂を見上げる…
くぅぅ!カッコイイ(〃▽〃) 憧れやね!
チョット話が逸れてしまいましたが…
登山目的の人や、観光でココが目的の人、格好を見ればスグ分かります(笑)
『お手持ちのカメラで記念撮影しますよ~』と記念撮影屋さんも居ます。

西穂高口の展望ロビーには、通年回収に来るポストとしては日本最高峰の『山びこポスト』がありました。
お土産売り場には木でできた葉書(木書?)や絵葉書も売ってます。
ココからおじいちゃんや、おばあちゃんに手紙出してあげれば喜んでくれるでしょうね(^^)
右手を見れば、今回登る予定の西穂高岳が見えました(^^)

一番右側に見える西穂山荘を経由し、独標を目指します。
本来の目的地はソコまで。そこから先は健脚者の上級コースとなるからです^^;
ボクは最初から西穂高岳まで行く気満々だったんですけどね(笑)
西穂高岳山頂までは大小13の峰(ピーク)を越えて行かなければなりません。
独標までは初心者でも大丈夫らしいので、とりあえずは独標を目指します。
そこから先は、現地で判断しようと言う事で出発です(`・ω・´)

西穂高口駅からしばらく歩くと、登山届出書を書く小屋があります。
届出書を書いて、ポストに投函。下山したら同じように下山届けを書いてポストに入れます。
写真の右側が登山口になっています。
登山口からしばらくは、このような登山道が続きます。

お盆休みだけあって、登山に来てる人も多くて賑やかです(^^)
大きな岩をまたいだり、むき出しになった木の根っこを歩いたり…
気温は高くないものの、木々に囲まれた林道は、風もないので暑くなってきました。

それもそのはず…
ただ歩くだけですが基本的に先程見えていた標高までは上りがメインで、ひたすら上がるのみ。
体力には自信があったけど、膝ガクガクして立ち眩みする場面も( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
高山病にはなりませんでしたが…
前日から飲み物に濃縮タイプの液体酸素を入れていたのが効いたのかな?

嫁さんも『いやぁ~エライわ!!』とヒーヒー言いながら頑張って…
適度に休憩も入れながら安全第一で歩きます(`・ω・´)
まだか…まだか…いつなったら到着するねん(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
なかなか先が見えない行程に、心が萎えそうになりましたが…

やっと見えた山小屋(ノД`)西穂山荘へ到着しました。
続きは後日…