vol.3 北アルプス登山 燕岳山頂へ!

北アルプスの3大急登である合戦尾根。

徹夜でありながらも重いザックを背負い、頑張って登りきれた我が家。。。

19時以降の記憶がございません(笑)


夜中に1回目が覚めた時(何時か覚えてない)

マイナス4℃と言う表示だけ印象に残ってるんですが^^;

フライシートの内側がビッシリ凍りついてます(笑)

IMG_6042.jpg

10月の大阪では、ありえない光景ですな。

さすが北アルプス(〃艸〃)深い意味はありませんが、少しテンション上がります(笑)





これまでのレポートはコチラ↓↓↓

【動画】 北アルプス 燕岳へ・・・

vol.1 北アルプス登山 中房温泉口~合戦小屋

vol.2 北アルプス登山 合戦小屋~燕山荘





朝・・・



トイレに行き交う人の足音が、目覚まし代わりになってお目覚め( ・∀・)ノ

ご来光を前にして、みなさんバタバタと準備している様子です。


テントから出ると、フライシートの外側もパキパキでーす。

IMG_3775_20111020181811.jpg

我が家も起きだし、日の出までコーヒー沸かし、服を着込んで準備を済ませます。

コーヒーを飲みながら、テントから見える日の出前の景色。。。

IMG_3784のコピー

遠く・・・雲の海に浮かぶ富士山に八ヶ岳、南アルプスの山々…

キンッと冷たい空気に触れ、こんな景色を見ながら飲むコーヒーは半端なくウマーです!


って言うか寒過ぎなんですけど^^;

こんな冷え込むとは思ってなかったので、手袋とか持ってきてなかったし( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

カメラ持ってる指、ちぎれるか思いました(笑)


山小屋に宿泊されていた方々も、小屋の前にビッシリ!

IMG_3776.jpg

みなさん、標高約2700mからの御来光を待っています。



AM6:00前、その時がやってきました!

IMG_6049.jpg

写真だけでは言い表せない、ホント神々しい瞬間です。。。

太陽の輪郭もクッキリ映って、赤色~オレンジへと徐々に変化していきます。


陽が昇るにつれて、光の強さも大きくなり…

クサイ言い方かも知れませんが、ホント暖かく包み込まれる感じです。

IMG_3782.jpg

ご来光を望めば、とっとと撤収する方々も^^;


我が家も大天井岳~常念岳へと縦走する予定だったので、先を急がなければいけなかったのですが…

前日の家族会議の結果、体力や装備に不安を感じる部分もあったので、

縦走をあきらめ、中房温泉登山口へピストンする事に( ゚∀゚)・∵. グハッ!!


次回、常念岳から登って合戦尾根を登らないで済む、逆のコースでリベンジを誓いました(笑)

IMG_6050.jpg

そうする事で、時間的にも気持ち的にも、ゆとりのできた我が家(笑)

無理して過酷な想いをするよりも、できる範囲内で思いきり遊ぶ方がイイじゃないですか(^^)


と、言うワケで・・・

いざ!モルゲンロートの燕岳へ、アタック開始でございます!

IMG_6052.jpg

燕山荘から燕岳山頂までは約1.3kmの道のり。

初めは平坦な道ですが、本丸アタックは登りメインのルート。当たり前か(笑)


でも、前日テントで爆睡できたので体力的には全然OK!筋肉痛もまだナシ(笑)

山頂までのルートもよく整備されていて危ない個所はほとんどありません(^^)

小学校低学年の子供も登ってましたよ。



途中、有名な『イルカ岩』発見!ほんとイルカに良く似ています^^;

IMG_6053.jpg

バックにお槍様もフレームインして、モルゲン槍イルカ(笑)


風化した花崗岩(かこうがん)の白い砂が、景色を一層引き立てます(〃▽〃)

石材などでよく使われている御影石、あれも花崗岩です。

IMG_6057.jpg

天候にも恵まれ、快晴快晴!雲は下に見下ろし、空は真っ青です。

成層圏まで見えてる感じです(笑)

IMG_6942.jpg

うん。イイね!良すぎるね!

穂高連峰と言い、この燕岳と言い、カッコ良すぎるね!

基本、岩の山が好きみたいで…

次は鳳凰三山オベリスクを制覇してやろうと密かに思っとります。



さて!いよいよ本丸突入でございます!

IMG_6058.jpg

陽も昇って体動かしたからか?この頃には寒さもだいぶ和らいでました。


こまめに写真を撮り歩いているワタクシ・・・

どうもシャッターを押す瞬間は数秒間、息を止めるクセがあるようで^^;

標高が高いだけに息苦しさ満開(笑)シャッター切ってはハーハー言うてました。。。

IMG_3792.jpg

少し登って、振り返ればこの景色。。。

普段、過ごしてる日常から、かけ離れたひととき…

時間の流れ方が違うと言うか、同じ時間でも質が違うと言うか、特別な空間で間違いナシ!

IMG_6065.jpg

ツライ思い、しんどい思いしてもまた山に登りたくなる…

コレがあるから乗り越えられるんですよね~~~(^^)



IMG_6064.jpg

後ろの方から団体さんが迫って来てたのが見えてたので、早く登ろうと思ってたのですが…

トロトロ写真を撮りながら歩いてたら、案の定追い越されました(笑)

あと少しで燕岳のテッペンです!



IMG_6083.jpg

花崗岩の岩肌は風化した砂礫(されき)で意外と滑りやすい所も…

最後の登りも慎重にゆっくりと進み…燕岳の山頂に到着!!

360度、近くに視界を遮る物が、全くない大パノラマ(〃▽〃)

IMG_6068.jpg

視線の先には北アルプスの象徴、槍ヶ岳…

いつかは家族で槍ヶ岳!

来年か・・・再来年か・・・いつか必ず。。。


燕岳の山頂、三角点にも家族でタッチ!

IMG_3799.jpg

三角点を踏んでこそ登頂と言う方も居られるようですが…

三角点には山の神様が居てると言う話も聞くので、我が家は踏みません。

タッチで十分です(^^)


燕岳山頂の向こう側には、北燕岳のピーク、その向こうには立山方面が見えます。

IMG_3798.jpg

雄大な景色だわ。。。。。

写真も使いたいのが多すぎて、選別に困ります(笑)



燕岳の山頂には、山頂である事が分かるように石碑があります(^^)

IMG_3803.jpg

やっぱり石碑も家族でタッチしとかなアカンでしょ!

燕岳山頂2763mでございます☆

IMG_3806.jpg

前回の西穂高岳と言い、今回の燕岳と言い、まだ3000m越えを果たしてない我が家なのですが…

①富士山(日本第1位 3776m)

②奥穂高岳(日本第3位 3190m)

③槍ヶ岳(日本第5位 3180m)

3000mを越える時は、この3つのうちどれかにしようと思ってます(^^)

イロイロ妄想するのが、コレまた楽しいですね(笑)




IMG_6079.jpg

山頂も徐々に人が多くなってきたので、燕岳を下る事に…

写真もたくさん撮れて、自然のジャングルジムで遊べて満足満足(〃▽〃)

IMG_6080.jpg



3連休の3日間、絶好の行楽日和と言う事で、さすがは北アルプス表銀座コース。

次から次へと登山者が訪れます(^^)

IMG_6086.jpg

しかし登山する方々ってほんとマナーが行き届いてますよね。

ゴミとか全然ありません。

このキレイな風景を汚したくないと言う意識が根付いてます。

同じように、釣りでも海をキレイにしたいと言う気持ちが、根付けばイイんですけどね(^^)


IMG_6090.jpg

燕岳のルートは1本道ではなく、いくつかのバリエーションがありました(^^)

コースが違えば上の写真のような場所にも出てしまいます(笑)


結構、高度感あって怖そうに感じるのですが…

意外とこんな感じで降りれたりもします(笑)

IMG_6092.jpg

景色も楽しめるのですが、岩のジャングルジムも面白いですよ♪


行きは急いでたので後回しにしたのですが、帰りはしっかりと名物岩。

イルカ岩に続き、めがね岩(〃艸〃)

IMG_6102.jpg

めがね岩だけに、ポーズはもちろん、めがねバージョンで(笑)

近くに人が居てると結構恥ずかしかったりもします。。。

IMG_6103.jpg

大天井岳~常念岳の縦走を続けていたら、こんなにゆっくりと遊べなかっただろな^^;

合戦尾根を登らないと行けませんが、北アルプス入門コースと言われている燕岳。


まだ行ってない人は、良い想い出になると思うので、是非行って見て下さい(^^)

IMG_3810のコピー

登山の記事が続きますが、あと1レポート、下山までお付き合い下さいm(__)m
関連記事

テーマ : 登山
ジャンル : 趣味・実用

tag : 北アルプス燕岳

コメントの投稿

非公開コメント

倉本さん

昨夜は突然のお電話失礼しました(^^;)

しかしイロイロ密な話も聞けて楽しかったです♪
また釣りしながら宴会しながら、イロイロお話できるの楽しみにしております(^^)
また時間のある時はお誘い下さいませ☆

ゆっくり行きましょう

今さらながらですが、ご家族で山行出来るって素晴らしいと思います。
しかも今回これ以上ない好天に恵まれて中山さんご一家は恵まれ過ぎです(笑)

山は体力と気力勝負なのでゆっくり楽しみながらトレーニングして下さい。
お忙しいとは思いますが(笑) アルプスのオフシーズンにも近場の山でいろいろ実践をされることをオススメします。

夢が実現することをお祈りします。

にゃりさん

雲海ってマジでキレイですよ!
ご来光も海とかで見るのと全然違いました。

にゃりさんも登山どうですか(^^)?
なかなか見れない景色に圧巻ですよ(〃▽〃)

倉本さん

最近の登山ブームで涸沢とか凄い人が多いみたいですね(^^;
またテント張れるか不安になりそうです(笑)

今は嫁さんが『槍ヶ岳なんて聞いただけで…』と不安を抱えてるようなので(^^;)

トレーニングしながら自信持てるように持っていきたいと思ってます(^^)

No title

雲海すごいですね!!

空なんか本当にもう少しで宇宙みたいです^^

山にゴミがないというのはすばらしいですね!

海もそうありたいですね^^

来シーズンが楽しみですね

涸沢良いですね。

キャンプが心地いいですよ。

時間にさえ余裕があれば涸沢の日向ぼっこはぜいたくの極みです。

当然涸沢の玄関横尾から槍ヶ岳往復も良いですね。

思い出が一杯出来ますよ。

倉本さん

そんな話を聞くと昔の山に登ってた人ってホント凄いなぁと思います(^^)
長年、人を拒み続けてきた偉大な自然…
今とは全然装備も違うしルートも開拓されてないし、
キチンとしたパーティーじゃないと行けない場所もたくさんあったでしょうね(^^;)
選ばれた者だけが許されるみたいな(笑)
そんなんカッコイイですね(^^)

今でこそ登山道も整備され、万人が挑める登山ですけど…
本当はそんな簡単に考えたらダメなのかも知れませんね(^^;
安全性を第一に考えて、無理をせずに楽しみたいと思います(^^)


涸沢は来年行ってみたいと思ってます(^^)
涸沢ベースに奥穂、北穂考えてます(〃▽〃)

次の楽しみに繋げる

山は不思議な魅力を持ってますね。「なぜ山に登るのか」

自分達は山岳部だったので普段からトレーニングをしてました。
もちろん今と装備も違って帆布のテントは6人用で12.5㎏あり、雨で濡れると14㎏近くになります。
自分の新人時代は46㎏の荷物でした。
もちろん、山そのものは昔と変わるところは無いと思います。
楽しさもしかり・・・。

二人以上(家族含む)で山を考えたらパーティーの知識も必要になります。
リーダーという概念を全員が持ってリーダー以外はリーダーに従います。
リーダーはメンバー全員のキャパと体調を管理して・・・・等々と重責
自分もリーダーをしてきました。
女子の多い部だったので女子の体調管理は大変でした(生理等)
だからリーダーの荷物はリーダーとして活動出来る余裕を作るため(メンバーがトラブったら替わりに荷物を持てる)能力より少なめにするなど。

しっかりしたパーティーに山で出会うと気持ち良いものです。良い思い出で山から帰って来れる秘訣かも知れません。

今は小屋も快適になってるので、テン泊+小屋泊や縦走+ベースキャンプのような組み合わせも考えやすいですね。

来シーズンは楽しみですね。
横尾で荷物デポ、空荷で槍の往復や涸沢でベースキャンプなんて楽しいですよ。

sana-papaさん

こんばんは~(^^)
お褒め頂きありがとうございます☆

sana-papaさんの心の奥底に野望が見えますよ(笑)
とんでもない所、登るんじゃないですか( ̄ー ̄)ニヤリ

キャンプや登山、いずれご一緒させて頂きたいですね(^^)

No title

こんばんは~!

写真、すごく良いです!
こんな景色を拝めるなら、3000mいらないですよ!
我が家も来シーズンはもう少しまともに…登れるかなぁ…(笑)

juncreativeさん

いつも温かいコメントありがとうございます(^^)
元気頂いてるのはコチラの方ですm(_ _)m

これからも家族で仲良く頑張りたいと思います!
が、今年、中学になった息子がいつまで遊んでくれるやら…(^^;)

写真は褒めすぎですよ!(笑)
でもブログを見てくれてる方々の目の保養になれるように頑張ります(^^)

倉本さん

おはようございます(^^)
モルゲン槍イルカ、ウケて良かったです(笑)

夕方から朝まで予想以上に冷え込みましたが、カラッとしてたので体感的には大丈夫な範囲内でした(^^)
天候、キレイな景色に恵まれて良かったです♪

倉本さんが燕岳に登ったのは高校生の時ですか!
昔と何か変わりありますか(^^)?
山荘が増設されてるくらいかな?

大天井から槍方面に縦走される方も居られるようですが…
さらに双六~笠ヶ岳までは凄いですね!
さすが元山岳部のエキスパートですね(^^)

我が家もトレーニング積んで縦走完遂してみせます!
またイロイロ教えて下さい(^^)

No title

拝見させて頂きました。

いつも 家族で一緒に頂上へ

羨ましいですね また元気も

一杯もらいました。

写真も センスがいいですよね

写真集も自主出版されたら

面白いかも (^_-)-☆

すばらしパノラマ

臨場感満天のレポートでした。

「モルゲン槍イルカ」には吹きました。

山は天気次第、この景色が中山さん一家の最高のお土産だったでしょう。

自分が燕岳に初めて登ったのは高校2年生。
槍ケ岳から双六岳、笠ヶ岳まで縦走でした。

下山まで気が抜抜けないですね。
次の山を夢見て下るのも山の楽しみです。

ぴょんたんさん

この山は本当にキレイですね(^^)
独特の雰囲気が宿っております。

縦走は次回のお楽しみになりましたが…
3泊4日の縦走してたぴょんたんさんファミリー凄いなぁ…と思い返してましたよ(^^;
我が家もどんどんスキルアップできるように頑張ります!

写真、お褒め頂きありがとうございます♪
今回はRAWモードで気合い入れて撮りました!
生のデータなので一枚一枚の現像処理が面倒でしたが(>_<)
いくつか良い写真も撮れたので良かったです(^^)

No title

う~ん♪♪
美しい山ですー^^

頂上での大パノラマはあっちもこっちも見たくてルンルン気分になりますね^^♪

縦走も、次回のお楽しみが増えたということで!

それにしても、きれいな写真です。

My PHOTO

PHOTOHITOブログパーツ

プロフィール

なか

Author:なか

釣り、写真、
登山、キャンプ・・・

好きな時に好きな事を。


Supported by

ヤマリア

バリバス


以前のブログはコチラ
【F-style】


ブログ内の画像、文章を無断で転載・使用する事はご遠慮下さい。

リンクはフリーです。

カテゴリ
花 (4)
Twitter
TweetsWind
Real Tide
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
ご訪問者の足跡♪
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード